サービス
Case事例 C型肝炎対策
視点
ビジネス的な視点
- 検査を充実させて、早期発見による投薬治療で根治をめざす患者さんを増やす。
共感ストーリー化
社会的な視点
- 肝硬変や肝炎になり、重症化してしまう恐れがある。
WHOは、2030年までにウイルス性肝炎を撲滅するコミットメントを表明した。 - C型肝炎は経口薬で根治可能な病気になった。
- 早期発見・早期治療で重症化を予防することが、患者さんの負担軽減および医療費削減につながる
具体的な活動
- 肝炎対策指針の中に『撲滅』というキーワードを追加することを目標に活動(当初、厚生労働省は難色を示す)
- 新時代戦略研究所(INES)内に「肝炎撲滅プロジェクト」を設立。
- 経済学者らと協力し、早期治療による経済的合理性や効果の分析を実施し、白書を作成。
- 議員勉強会や記者会見を実施。
- 肝炎対策基本法に基づき5年ごとに肝炎対策基本指針の見直しが行われることに伴い、国会議員や厚生労働省の肝炎対策協議会にアプローチ。
- 国会質問や肝炎対策推進議員連盟のメンバーとの意見交換を実施。
結果
- 議肝炎対策推進議員連盟から厚生労働省に働きかけを行い『撲滅』というキーワードが肝炎対策指針に入る。
フォローアップ
- 医師が手術を行う際に、自身の感染予防の為、患者さんが感染していないかをチェックするが、その患者さんがC型肝炎に罹っていた場合「その事実を患者さんに知らせていない」という医師が6割という事実があった。
- これを改革するたに、厚労省から各都道府県に対して通知を発出するよう働きかけを行い、医療機関において、C型肝炎に罹患している事実をしっかりと患者さんに伝えるよう取り組んだ。